「いつかやる」が「今できた」に変わる瞬間
「アプリを作ってみたい」という気持ちだけは、ずっとありました。 でも、プログラミングスクールに通う時間はないし、難しいコードを勉強する気力も湧かない。そもそも自分はエンジニアじゃない。そんな理由で、何年も足踏みしていました。
そんな僕が、AIの力を借りて実際にアプリをリリースするまでの過程を共有します。
きっかけは「Antigravity」との出会い
ある日、Xで見かけた「Claude Codeを使えば、非エンジニアでもアプリが作れる」という言葉に目が止まりました。 正直、半信半疑です。でもAntigravity(Claude Code)を使えば、日本語で「こういうアプリを作りたい」と伝えるだけでFlutterのコードを生成してくれるという仕組みに惹かれました。
「これなら、僕でもできるかもしれない」 その直感だけで、まずはツールを触ってみることにしました。
日本語で指示して、まずは動かす
アプリのアイデアを言葉にする
まず、作りたいアプリを「30秒で説明できる形」に整えました。 僕が選んだのは、シンプルな習慣トラッカー。毎日の習慣をチェックして、継続日数が見えるだけのアプリです。 既存のアプリはたくさんありますが、まずは「自分で作る」ことにこだわりました。シンプルなほうが、最初の一歩には向いています。
Antigravityに作りたいものを伝える
Antigravityを開いて、日本語でこう伝えました。
習慣トラッカーアプリを作りたいです。 ・毎日の習慣を登録できる ・チェックボックスで完了を記録できる ・継続日数がひと目でわかる ・Flutterで作ってほしい
驚いたのは、開発のためのファイル構成やUIの設計まで、AIが一気に提案してくれたことです。「Flutterのディレクトリ構成をどうするか」といった知識は、一切不要でした。
修正を繰り返して、理想に近づける
最初に生成されたコードを動かしてみると、一応は動きました。ただ、デザインは少し古臭く、アプリを閉じるとデータが消えてしまう状態でした。
ここから、さらに日本語で修正を依頼していきます。 「データを保存できるようにして」「デザインをもっとシンプルに」「ダークモードに対応して」
指示を出すたびにAIがコードを書き換えてくれます。3〜4回のやりとりで、十分に使えるレベルまで仕上がりました。
途中でつまずいたこと、乗り越えた方法
スムーズにいかない場面もありましたが、そのたびにAIが助けてくれました。
- エラーが出て動かない エラーメッセージをそのままAntigravityに貼り付けました。原因を理解していなくても、AIが勝手に直してくれます。
- 思った通りの見た目にならない 「余白を広く取って」「ボタンの角を丸くして」と具体的に伝えることで、精度が上がっていきました。
- Firebase連携の壁 データの保存設定など、少し複雑な手順が必要な場所もありました。ここもAntigravityが手順をステップごとに教えてくれたので、指示通りに作業するだけで済みました。
手の届くところに、自分のアプリがある
アプリが完成したら、次はApp Storeへの申請です。これも「申請手順を教えて」とAIに聞きながら進めました。 スクリーンショットの準備やプライバシーポリシーの作成など、慣れない作業は多いですが、一つずつ潰していけば必ず終わります。 申請から3日後、無事に審査を通過し、僕のアプリが世界中に公開されました。
完成したアプリ自体は、ごくシンプルなものです。 それでも、「非エンジニアの自分がアプリを作って、ストアに並べた」という事実は、大きな自信になりました。
AIが、プログラミングという高い壁を壊してくれました。 このブログでは、これからも非エンジニアがAIでアプリを作る体験を発信していきます。次は、開発の準備や具体的な手順についても詳しく書く予定です。