どのAIを相棒に選ぶべきか
「AIを使えば、コードが書けなくてもアプリが作れる」 魅力的な言葉を聞いて調べてみると、世の中には多くのAIツールが溢れています。 しかし、非エンジニアにとって「結局どれが自分に合っているのか」を判断するのは至難の業です。
僕が実際に手を動かして試した3つのツールについて、使い心地と向き不向きを正直にレビューします。
1. Antigravity(Claude Code)
僕が今、メインの開発パートナーとして選んでいるツールです。日本語で「こんなアプリを作りたい」と話しかけるだけで、Flutterのプログラムを次々と組み上げてくれます。
〇 良かったところ
- 日本語でのやりとりが極めてスムーズ
- ファイルの構成から見た目の設計まで、丸ごと提案してくれる
- エラーの内容を伝えるだけで、勝手に修正案を出してくれる
△ 気になるところ
- 自分のPCに開発環境(Flutter等)を整える必要がある
- 一度の指示で全てを完璧に仕上げるには、まだ少し時間がかかる
2. Cursor
コードエディタそのものに強力なAIが組み込まれたツールです。既存のコードを読み込ませ、部分的な修正や機能の追加を相談するのに適しています。
〇 良かったところ
- コードの全体像を把握した、的確なアドバイスがもらえる
- 小さな修正や、既にあるプロジェクトを育てる際には最強の味方になる
△ 気になるところ
- ある程度コードが読める状態でないと、AIの意図を汲み取りにくい
- 全くのゼロからアプリ全体を立ち上げるには、少し手間に感じる場面がある
3. Bolt.new
ブラウザを開くだけで、AIがWebアプリを瞬時に作り上げてくれるツールです。何より「環境構築が一切不要」という手軽さが最大の特徴です。
〇 良かったところ
- 面倒な準備が不要で、ブラウザだけで完結する
- 作ったものがその場ですぐに動く、プレビューの速さが魅力
△ 気になるところ
- 現時点ではWebアプリ限定で、スマホ専用(ネイティブ)アプリは作れない
- 複雑な機能を持たせようとすると、途端に動きが重くなることがある
最短距離で「作った感」を味わうために
僕が辿り着いた結論は、以下の通りです。
- スマホアプリを作ってストアに出したいなら → Antigravity
- Webアプリを今すぐ試してみたいなら → Bolt.new
- 既存のコードを読み解き、微調整したいなら → Cursor
迷っているのなら、まずはAntigravityから始めてみることをお勧めします。 スマホの中で自分の想像が形になる体験は、非エンジニアにとって最も「自分がアプリを作っている」という実感をくれるはずです。